【保健情報】熱中症

札幌では21年ぶり(145年で10回目)に、35℃を超える猛暑日が観測された今年の夏。連日30℃を超える気温が続いています。

そこで懸念されるのが、【熱中症】です。

(引用:環境省熱中症環境保健マニュアル2018

(引用:環境省熱中症環境保健マニュアル2018

(引用:暑さに負けない!子どもの熱中症対策と水分補給について

 

 子どもは体温調節機能が未発達です。特に汗をかく機能が未熟で、体に熱がこもりやすく体温が上昇しやすくなります。気温が体表温度より高くなると熱を逃がすことができず、反対に周りの熱を吸収してしまう恐れもあります。
 ずっと遊んでいると、その楽しさに夢中になってしまい、身体に異変が起きていても気づかないのです。したがって、異変がないか、周囲の大人が気にかける必要があります。
 本人が「喉が渇いた」と思ったときには、もうすでにかなり水分が失われています。

 

 

とことんでは、定期的に水を飲むよう声をかけて水分補給を行なったり、カキ氷やアイス、浅漬けきゅうり等を用意し糖分や塩分の補給も行なっています。また、クーラーを使用して気温を調節したり、日陰や室内での水遊びを取り入れたりと、体が温まりすぎないよう工夫しながら過ごしています。

そうした中でも特に、お昼寝中は汗でたくさんの水分が失われていくタイミングであるため、給食中に汁物のみでなくコップ1杯以上の水分をとったり、夕方の自由保育時には1日の疲れが出てきやすいため、水分補給とともに少しの時間でも絵本等を見ながらゆったりと過ごし体温のクールダウンのタイミングを作っています。

 

 

また、

『夏の熱中症の約4割は夜間に発症しています。熱中症の初期症状は、熱中症Ⅰ度の症状にあたる「気分不快」「だるさ」「めまい」「意識消失の立ちくらみ」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」「手足のしびれ」などがあります。特に睡眠中はそれらの症状を自覚できないため、睡眠中の熱中症はいっそう重症化するのです。』

(引用:夜こそ気をつけたい!「睡眠中の熱中症」とその対策

 

ご家庭でも、降園後 夕食時 入浴前後 就寝前 起床後 朝食時 登園前 等、こまめな水分補給を行い、健康で楽しい夏を過ごしていきたいですね

 

 

ほしぐみとカキ氷

つきぐみとアイス

にじぐみときゅうり